3minutes SEOは 、Google の自然検索の順位を決める様々な要因を、3分間で分かりやすく解説するシリーズです。

隙間時間に、スマホでチェックするだけで難解に感じていた専門用語やテクニックが自然と理解できます。

では早速始めていきましょう。

検索ユーザーが特定のキーワードを入力して検索した時、掲載順を決定づけるルールの事をアルゴリズムと言います。アルゴリズムは日々更新が行われていますが、大きな更新が行われた場合は、「ほにゃららアップデート」といった形で固有名詞をつけて区別していきます。

直近3年程度の間で、大きな更新は9つあったとされ、今日は2014年12月から適用されたとされ「ベニスアップデート / Venice Update」について解説していきます。

ベニスアップデートは、検索しているユーザーの位置情報を使って検索結果を最適化するためのアルゴリズムです。

例えば、レストランやコンビニ郵便局といった、同じ名称でもエリアによって店舗が複数ある場合などが該当します。

では実際の例を確認してみましょう。

はい、ブラウザを立ち上げたら Google Chrome の場合であれば、メニューからシークレットウィンドウを開くというメニューを選択して、個人の閲覧結果なので最適化が入らないようにシークレットモードというブラウザで実行するようにします。

では、ここでは「コンビニ」と入力して検索してみます。

そうすると「コンビニ」だけ入力して検索したんですが、検索結果には岡山倉敷のエリアのコンビニエンスストアが優先的に表示される形になっています。

他にも、「歯科医」で検索してみますと、同じように岡山周辺の「歯科医」が優先的に表示される形になっているのが確認できると思います。

シークレットウィンドウで確認すると、こちらのように「現在地を追跡できないようにブロックされています」という風に表示をされていますけれども、 wi-fi 基地局であるとか、プロバイダーの経路情報ですとかいろんな情報を使って、おおよその場所の特定がされているので、現在は完全にパーソナライズを外した形の検索結果っていうのが、なかなか見ることが難しくなっています。

スマートフォンで GPS を有効にしている場合などは本当にその周辺ピンポイントの該当する店舗が、より詳しく表示されるというような最適化が行われる形になります。

はい、今回の Google のアルゴリズムアップデートの一つ「ベニスアップデート/ Venice Update」いかがだったでしょうか?ご不明な点や、さらに詳しく知りたいことなど、ご質問があれば気軽にコメントください。

それではまた次回お会いしましょう!ご視聴ありがとうございました。

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